初めての海外サイクリングにはお勧めです?☆☆☆☆☆

初めての海外輪行、一人旅と言うことで、JALPAKの「ホノルルセンチュリーライド2019ツアー」を利用しました。
JALPAKのホームページに記載の通りシェラトン・プリンセス・カイウラニ ホテルのツアーデスクを中心としたサービスや大会当日のTeam Jal パックのサポートなど、国内の大会に参加しているように安心して走ることができました。
また、来てみたい!

5分以内の動画を目標に編集しましたが、10分になってしまいました。天気も良くハワイらしい映像満載ですので、ご覧になってください。

お勧めする4つの理由(JALPAK利用)

1.日本人が多いってどの位?
1.2019年は参加者2,000人で日本人が700人。うちJALPAKでの参加者が約20%と聞きました。
 Wikipedia情報では第25回大会には日本人が2,067人参加したそうです。(総参加者数は3809人)
2.ネット情報が豊富とは?
2.以下に参考になるホームページを掲載しています。他にも体験記が多数アップされています。
 私もその一人(笑)
 旅行の手配もネットで完了。
 解らないことをいろいろ質問しましたが、経験があるだけに、迅速に回答いただきました。
3.他の航空会社でも自転車運搬可能では?
3.ハードケースに入れていればJALで無くても運搬は可能のようですが、大きさや重量によって料金はまちまちです。
一般的には3辺の和が203cm、重量が23kg以内であれば無料のところが多いようです。
ネットで調べた情報を表にしてみましたが、ネット情報だけで判断するのは難しいように感じました。利用する航空会社が決まれば、事前に確認することをお勧めします。(調査は2020年1月)
JALは大会参加者は「自転車無料運搬サービス」が利用でき、3辺の和が302cm以内、重量23kg以内が無料となっていました。(2019)
    ※ハワイアン航空が運行する共同運航便では利用できないようなので、ご注意ください。
航空会社大きさ重量
ANA3辺の和が292cm以下23kg以内
JetStar1辺が1m超で追加料金航空券の条件により変動
ハワイアン航空自転車は有料32kg以内?
チャイナエアラインハードケースのみ
オーストリッチOS-500不可
制限なし?
30kg以内
大韓航空 3辺の和が292cm以下23kg

※JetStarは1辺が1m超と表示されていますが、私がJalpackを通じてJalのコードシェア便としてJetstarを予約してもらうと、自転車積載料金はJalの規定が適用されるとのことで、無料になりました。

4.現地でのサポートが充実
4.センチュリーライドのツアーはHISや近畿日本ツーリストなどいくつかありますが、ネットを見る限りサポートが手厚いのはJALと東武のようです。
旅行会社JALPAK東武トップツアーズ
自転車のホテル配送
事前説明会
ツアーデスク(相談窓口)
プラックティス・ライド
メカニック(事前に調整してもらえます)
大会当日サポートカー
前夜祭×
交流パーティー(大会後)
アフターライド(翌日)

参加の準備

「参加の流れ」はホノルルセンチュリーライド2020のホームページに詳しく載っています。参考にしてください。
私は参加の際に気づいた点をメモします。

➊エントリー方法
スポーツエントリーからの申込みが一般的だと思いますが、主催者であるHawaii Bicycling Leagueに直接申し込むこともできます。
JALPAK利用者にはエントリー料を2,000円割り引く(2020年)特典がありますが、ツアーの募集が始まらないとエントリーができなくなるので、それまでエントリーを待てるかどうか?
ゼッケンは申込み順のようなので、若い番号がほしい人は早めに申し込んだ方が良いと思います。

❷LCCで参加されている人もいましたが、初海外輪行、一人旅だったので、JALを選びました。
高いとは思いますが、サポートが充実していたので納得しています。
ホテルはThe Waikiki Sand Villa Hotelを選びました。
安かったので選びましたが、立地・設備ともに良かったです。
仲良くなった一人参加者はほとんどSand Villaに止まっていました。

❸輪行の準備
A.輪行袋

私はQbicleバイクポーターPROを使いました。思った以上に狭いのでパッキングに苦労しましたが、これでどこにでも輪行できる自信がつきました。
参加者の輪行袋はBTBScicon、Qbicleバイクポーターが多かったと思います。オーストリッチOS-500も見かけました。
輪行の仕方はBICYCLE CLUBのホームページが解りやすいので参考にして下さい。
B.パッキング材
BICYCLE CLUBのパッキングで使われていた梱包材ですが、私はホームセンターに売っている保温チューブを使いました。

❹Garminの地図はOpenStreetMapを入れようとしましたが、うまくいかず、海外サイトで「Cycle Map North America」をUS$19.99でダウンロードしました。

❺現地で日焼け止めを買って使ってみましたが、日本の日焼け止めより強力で少し痛みを感じたので使いませんでした。
日本からの持参をお勧めします。

❻その他
当たり前ですが、現地でトラブルとならないように自転車だけでなく、身体も事前にメンテナンスしました。
1ヶ月前に血液検査を行い、数値の悪い項目を確認、数値が悪化しないように気をつけました。
笑われるかもしれませんが、還暦を過ぎたので、チャンスを先送りしないために(^_^)v

成田の過ごし方

田舎から行くと成田でどうやって時間を潰すか悩みますが(私は成田着は14:20、出発は22:00)、荷物を預け、チャックインを済ませて「成田市内」の成田HUMAXシネマズで映画を見ました。
【経  路】JR成田線京成電鉄で成田駅まで電車で約10分。その後、千葉交通のバスでイオンモール成田まで約15分で到着します。
【過ごし方】私はイオンモール成田で映画を見た後、成田駅前の居酒屋で食事をして帰りました。
成田山新勝寺参拝と成田名物「うなぎ」も有りだと思います。
※行きたかった「炭火のうっとり」は一杯で「備長炭焼 七左衛門」に入りました。人気店は事前の予約がお勧めです。

現地での準備

1⃣.自転車を組み立てたら、JALPAKのツアーデスクプリンセス・カイウラニホテル)のメカニック隊に点検してもらいましょう。
ツアーデスクではオプショナルツアーの申込みや完走のアドバイスセミナーなど、日本に居るかのようなサポートが受けられます。☕?

2⃣.ゼッケン受取場所はワイキキから片道1.8kmで往復歩くと小一時間かかります。
クラブハウスの1階にはサイクルスタンドもあり、自転車でゼッケンを受取に見えられている方も結構居ました。
1階で写真を撮っているスタッフも居たので、日本なら自転車での受取も問題なそうですが、初心者らしく、歩いて行きました。
次回はバスシェアサイクル「biki」を使って行くかもしれません。
会場ではゼッケン受取以外にもジャージやステッカーが販売され、コースガイドセミナーなどの開催されていました。私はジャージやステッカーを購入しました。
帰りが不安だったので2019年から始まった「ワンウェイライド」(US$70.00)を保険のつもりで申し込みました。
折り返し点には10:30頃に到着したので、自力でも往復できそうでしたが、往復は次回の楽しみとして、バスで帰りました。

3⃣.日本ではオプショナルツアーの内容や雰囲気が解らなかったので、申し込まずにハワイに行きましたが、
現地で「プラクティスライド」と「ハナウマベイライド」に申し込みました。いずれも大正解。
タイトルどおり、右側走行の練習にもなり、観光もできるので、おすすめです。

4⃣.一人だったので、前夜祭に参加。走り始めたばかりの人やベテランの人、日本中の自転車好きがそれぞれの思いを胸にこの大会に参加されています。
初めての人とは完走への不安を共有したり、ベテランの人からは世界の大会に参加している話など、
自転車好きにはたまんらん話をたくさん聞くことができました。
東京近郊の人達にとって、ハワイは国内と思っているんじゃないかと思えるくらい、リピーターが多いことにびっくりしました。
そして、夫婦で参加している人が多いことにも驚きました。うらやましい限りです。

大会当日

※完走証を持ち帰るため、ジムサックのような袋の持参をおすすめします。完走証はUS$10.00でラミネート加工もしてもらえます。

  1. 参加時の携行品や注意点!
  2. コースの状態は?
  3. どれだけ走れるか?不安?
  4. 気温や湿度は?
  5. 所要時間は?
参加時の携行品や注意点は?

JALPAKからのチラシに注意点がまとまっていますので、参考にして下さい。

コースの状態は?

国内の路面と同じです。雨だと、溝やくぼみを走ると金属片を拾ってパンクするそうです。注意して走って下さい。

どれだけ走れるか不安?

走る距離は自分で決めます。申告する必要はありません。
その日の体調に合わせて、自分の好きなところで折り返したので、構いません。誰かがチェックしているわけではありません。
25mile、50mile、75mile、100mileのエイドでステッカーをもらえるので、走ったところまでのステッカーを見せて、完走証にスタンプを押してもらいます。
私は過去に参加した人から、➀帰りは日差しがきつい、➁最後の折り返し点近くがハワイらしいコースなので折り返し点までは行くべきだと聞いていたので、
熱中症になりやすい私は折り返し点まで走り、100mileのステッカーをもらって、バスで帰ってきました。ファンライドですから!
途中で体調を崩しても、TeamJalパックのメンバーがいるので、安心です。

気温や湿度は?

9月の最高気温の平均は31度、日本より少し低く、貿易風で湿度も低いので過ごしやすいと書かれていることが多いように思いますが、私の印象は少し蒸し暑く、日本と変わらないでした。

所要時間は?

ホテル出発はAM5:00、ホテルに帰ってきたのはPM15:00だったので、10時間のイベントでした。
帰りはバス?でしたが(笑)
スタートはは6:25AM、折り返しに着いたのは、10:40AMでしたので、
走行時間は約4時間、平均時速は約20kmです。

5:00AM

AM5:00 ホテルを出発 → AM5:15 カピオラニ公園スタート前集会

6:25AM

AM6:25 スタート → AM6:40 Amelia Earhart’s Marker → AM7:20 Heart break Hill → AM7:35 25Mileの折り返し点

7:40AM

AM7:40 25Mile折り返し点出発 → AM7:50 マカプウ展望台 → AM8:45 50Mile折り返し点到着

8:45AM

AM8:55 50Mile折り返し点出発 → AM9:45 75mile折り返し点到着

9:50AM

AM9:50 75mile折り返し点出発 → AM10:40 100mile折り返し点到着

10:40AM

バスの出発まで、約2時間ありますが、同郷の人に声をかけられたり、同じバス待ちをしている人と話したり、道路の反対側にあるコンビニでアイスを買ったりしていると、そんなに時間を持て余すことはありません。

13:40PM

バスで約1時間、スタート地点のカピオラニ公園に帰ってきます。公園では、一応ゴールインのアーチをくぐり、完走証をもらい、ライダーステーションの名物のカレーを頂きました。公園内をブラブラしていると愛媛県のブースを発見、しまなみ2020の宣伝をしてるじゃないですか!とても、びっくしました。でも、日本中の自転車好きが集まっていますので、いいアイデアですね!

19:00PM

夜は交流パーティー。前夜祭は約20人だったけど、こっちは約100人が参加していました。抽選会もあるのでお勧めです。80歳台の参加者や十数年連続されている人など、有名サイクリストが大勢参加されていました。諸先輩には及びませんが再訪してみたいイベントでした。

大会翌日

(1)大会だけで帰るのはもったいないので、大会翌日にバスの一日券を買って、市内観光しました。慣れれば、結構便利です。次回はノースショアも訪ねてみたい。
バスは1日乗車券とスマホアプリDaBus2です。使い方はホームページが充実しているので、事前にチェックしてバス旅を満喫して下さい。
アロハストリート
Myハワイ
私は、降りるときの方法が解らず、誰かが降りる停留所でしか降りることができませんでした(笑)

大会翌日に限らず、予定が無ければ、JALパックの虹色散歩ホクレアでワイキキ近郊をぶらぶらするのもお勧めです。

(2)私のお勧めのお土産はABCストアで買った【ハワイ限定】チョコボール(パイナップル味)。

その他

帰国便では、自転車は米国保安運輸省(TSA)の開披検査を受けるので、時間が掛かるそうです。個人旅行の方は早めの手続きをした方が良さそうです。

ホームページの内容をまとめて動画にしたら、40分弱の動画になってしまいました。

<2021.7.18追記>

BICYCLE CLUBが同じ年に取材に来ていたようです。

ホームページに記事が掲載されていました。

さすがプロ。情報も豊富なので参考にして下さい。

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